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開通を待つひとと
スタッフを結ぶ
アクセス統括部
竹中 崇
地域の通信網を担うSAITOでは、1日に100件以上も宅内工事の依頼が入ることもある。その一件一件について、日程や段取りを調整。現場チームに作業を依頼し、施工後のフォローまで行うのが、竹中の仕事だ。発注元とのやりとり、チームへのケア、施工先であるお客さまや近隣住人への対応など。その業務はつねに人と結びついている。
ひとへの気遣いが第二の品質
“宅内”工事といっても、室内の作業だけではありません。住まいやオフィスに電話・ネット回線をつなぐには、「電柱から線を取り出す」「その線を家の中に引き込む」2つの工程が必要です。だから私たちには、「公共の道路で作業をする」「プライベートな空間に立ち入る」、その両方への気遣いが不可欠なのです。現場スタッフにも、安全・正確な作業はもちろん、お客さまや周辺の方々への丁寧な対応を依頼。それと同時に、彼らが作業に専念できるよう、しっかり周りの準備を整えておくことが、私の重要な役目です。
誇りをもってお客さまに向き合う
窓口担当をしていると、ときにお客さまから厳しいお叱りを受けることもあります。その逆に、丁寧な作業や応対について感謝の言葉をいただくことも。損なのか得なのかわからない役回りですね。けれど、社内外のさまざまな方と接していて強く感じるのは、SAITOという会社のマンパワー、そして通信と人々をつなぐ仕事へのやりがいです。 迷宮のような路地、貴重な史跡、多くの観光客がひしめきあう京都市内で、通信インフラを一手に担っているのが私たちです。この複雑な街に鍛えられた知識や技術は、みんな一流。互いにそう認めあっているからこそ、衝突しても解りあえるし、心の底では深い信頼で結ばれています。そんな優秀なプロ集団の一員だと思うからこそ、どんなお客さまにも誇りをもって向きあえます。 これからも、より早く、より手厚く。待っているお客さまのもとへ、私たちの手で通信をお届けしたい。尊敬する仲間とともに、頑張っていきたいです。